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犯罪者御用達の暗号スマホ、実は米FBIが制作 やり取り筒抜けで逮捕者800人超(海外の反応)

2024/04/05

犯罪者御用達の暗号スマホ、実はFBIが制作 やり取り筒抜けで逮捕者800人超(ロイター) - Yahoo!ニュース
6/9(水) 11:22配信
世界の犯罪組織が愛用した、メッセージを暗号化するアプリを搭載したスマホ――。実は、FBI(米連邦捜査局)が開発したもので、やり取りはすべて当局に筒抜けだった。まるで映画のような話だが、FBIはこの「スパイスマホ」を世界100カ国以上300の犯罪組織に1万2000台を配布し、800人以上を逮捕したと発表した。

 米連邦検事代理
 「この『トロイの盾作戦』は、強固に暗号化されたデバイスを悪用した闇社会に光を当てた」
~中略~
この作戦は、FBIと豪警察が2018年に共同で立案。これまでイタリアのマフィアやアジアの三合会、暴走族や多国籍麻薬組織など100カ国以上、およそ300の犯罪組織に対し「スパイスマホ」1万2000台を配布した。暗号化されたネットワークへの潜入捜査としては過去最大級だという。


トロイの盾作戦 - Wikipedia
トロイの盾作戦(英語: Operation Trojan Shield)とは、2018年から2021年にかけて複数国の法執行機関が合同で実施したおとり捜査である。アメリカ連邦捜査局(FBI)とオーストラリア連邦警察(AFP)が秘密裏に犯罪組織に配布したメッセージアプリ「ANOM」を使って数百万通のメッセージを傍受し麻薬取引や殺人計画などに関する情報を入手、犯罪行為に関与したとされる人物800人以上の逮捕に繋がった。


TBS NEWS
このアプリによるチャットの中身は触れ込みでは外部には絶対バレず、すぐ消えるはずだった。それ故、犯罪者たちは麻薬の密輸ルートや隠ぺい方法、マネロンによる決済法などを堂々とやりとりしていたのだが、実際にはFBIが1年半以上に渡って全てモニターし、合計2700万以上のメッセージを収集したという。


ANOMトロイの盾作戦FBI

このニュースについて、アメリカ人など海外ユーザーと思われる英語コメントをまとめました。(引用翻訳元 washingtonpost、reddit、facebook

以下、海外の反応


驚いた!素晴らしい仕事!



今日一番のスカッとする話。



自分が無敵だと思っている卑劣な奴らを一網打尽にした素晴らしい仕事だ。たくさんの賞賛と勲章が贈られるだろうね。オーストラリア連邦警察とFBIの皆さん、おめでとう。



「トロイの盾作戦」?いい加減な名前だ。「チキンナゲット作戦」のようなクールな名前を考えるべきだった。



FBIのような偉大な組織が、トランプ政権が圧力をかけたように政敵を苦しめるために使われるのではなく、実際に世界をまたにかけて犯罪と戦っているのを見るのは爽快だ!



複数の国の数千人の警察が関与していて、何年もの間、誰も猫を袋から出す(※うっかり秘密を漏らす)ことはなかったのか。皆さん素晴らしい。



0.01%の富裕層がタックスヘイブン(租税回避地)に注ぎ込んでいる数兆ドルを追跡するために、これと同じようなことを設定するほうがさらに簡単だと思うけど。

┗ 無理、そういう人たちは政府から保護されているから無理だよ。



でも、たったの800人?ギャングや組織犯罪にはそれ以上の犯罪者がいるのは間違いないよ。



同盟国を侮辱したり疎外したりするのではなく、同盟国と協力したときにはこういったことができるのだと考えるべきだね。



これはFBIの優れたアイデアだけど、公表しないほうが良かったのでは。世界に知られてしまった以上、このおとり捜査は終わりだ。一度バレてしまえば今後はよほどのバカ以外は騙されなくなる。

┗ どんどん逮捕者が増えているから、静かに保つというのは不可能だよ。



これは素晴らしい。よくやったFBI。さあ身代金を要求するランサムウェアの奴らをやっつけよう。



もしもトランプ政権時代にそんなに賢いことができたなら、トランプと彼の仲間に同様のスマホを与えていたでしょうね。



最も驚くべきことは、9,000人の法執行機関の職員が18か月間秘密を守ることができたことだね。ブラボー!

┗ 情報を知っているのはほんの一握りだろうね。第二次世界大戦のウルトラ(暗号解読作業)のように。



偉大がFBIが戻ってきたのは素晴らしい!あとは白人至上主義者/トランプの問題を解決することができればいいかな・・・🤔



なぜ警察はこれを公然と明らかにてしてしまい、プログラムを続行しないのだろうか。

┗ 起訴するにはこのアプリの正体を明らかにしないと証拠にならないからでしょう。単に「こいつは悪い男、私達を信じて」と言っているだけでは法定で裁けない。



犯罪者を捕まえたことよりも、「暗号化でも安心できない」と不信感を抱かせたことのほうが遥かに大きな価値がある。

┗ 暗号化自体は信頼できる。信頼してはいけないのは、オープンソースではないランダムなアプリのこと。暗号化されていてもバックドアがないことは信用できない。



今回の防諜活動に協力してくれた方々に感謝、オーストラリアの関係者にも感謝します。バイデンはアメリカの諜報機関のサイバーセキュリティインフラにもっと投資する必要がある。アメリカとアメリカの産業は狙われているから反撃しましょう。昔、どこかで読んだのだが、先に攻撃することが最良の防御戦略だそうです。我々アメリカはサイバー界のトップに立つべきだ。



トランプやバイデンと結びつけるのはやめてほしい。これはFBIと国際的な法執行機関の活動であり、それらの事件を担当している捜査官こそが賞賛に値する。これは誰にとっても有益なこと。



よく練られて実行された計画だったんだね。超危険な人物をビジネスから廃業させて刑務所に入れられるね。おめでとう!





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