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日本は2019ラグビーW杯プールを突破できるのか?豪・英メディアがプールAを予想(海外の反応)

2023/08/15
ラグビーワールドW杯プールA予想
9月20日にラグビーワールドカップ2019日本大会が開幕します。今回は、日本が属するプールA(アイルランド、スコットランド、日本、サモア、ロシア)の予想について、3つの海外メディアの記事を翻訳してまとめたのでご覧ください。
オーストラリアメディア「シドニー・モーニングヘラルド」の記事(2019年9月14日)から抜粋翻訳

アイルランドは世界ランキング1位にランクされており、このグループでは最も人気がある。当初はアイルランドの専門家の間で激しい自己疑念があったが、アイルランドは経験があり秀逸な突破力のある選手を有している。このグループで本当に興味深いのは、日本対スコットランドの試合で、プールステージの最後に行われる。スコットランドは中3日しか空いておらず、日本の中7日に比べて回復する期間がない。日本は元気だろうし、国全体がバックにいることを念頭に置いて考えると、日本がスコットランドをノックアウトして準々決勝に進むチャンスがかなりある。

予想:アイルランドと日本が通過する。

(オーストラリアのラグビーウェブサイト「Green and Gold Rugby」の記事(2019年9月16日)から抜粋翻訳)

アイルランド
ワールドラグビーランキングシステムが導入されて以来、トップランクのチームがワールドカップで優勝しなかったのは一度だけ(2007年)であるため、これはアイルランドにとって良い兆候。
今年はアイルランドが歴史に挑み、トーナメント深く入り込む年だと思う。このグループのトップになり決勝まで到達することを期待している。

日本
日本は2015年よりもさらに一歩進んで、グループステージを通過すると思う。ホームのサポートは過小評価することはできないし、準々決勝でニュージーランドまたは南アフリカのいずれかによってノックアウトされるまでは、番狂わせをやってのけるのは十分だと思う。

スコットランド
スコットランドを予想するのは難しい。本調子であればノックアウトステージに進むのに問題は発生しない。しかしながら、私の大胆な予想は、スコットランドの一貫性のなさで悩まされ、アイルランドと日本との試合で敗戦を喫してグループステージを通過できないというものである。

サモア
(9月7日オーストラリア戦で15-34の接戦を演じた)後半のようなプレーができれば、アイルランド、スコットランド、日本に間違いなく頭痛の種を引き起こす可能性がある。しかし、サモアは苦戦し、ロシアに勝って4位になると思う。

最終結果の予想
1位:アイルランド
2位:日本
3位:スコットランド
4位:サモア
5位:ロシア

(イギリスメディア「Sporting Life」の記事(2019年9月15日)から抜粋翻訳)

予想
1位:アイルランド
2位:日本
3位:スコットランド
4位:サモア
5位:ロシア

私はアイルランドが100%プールを勝ち抜くと予想した。世界最高のチームになったアイルランドはワールドカップでピークを迎えて歴史をつくるだろう。今年のシックスネイションズでは2敗して優勝を逃し、今回もその恐怖が再び起きるおそれがあるがワールドカッププールのライバルチームよりは良いだろう。

プール2位には、日本、スコットランド、サモアのいずれかになるが、後者にいくほど最も可能性の低い選択肢になる。格上のスコットランドよりも日本のほうが可能性が高いと書くと議論を呼びそうだが、根拠は次のとおりである。

1つ目は、日本は最新の世界ラ​​ンキングでスコットランド(世界7位)より3つ下でしかない(世界10位)。そして日本はこの前のパシフィック・ネーションズカップで優勝したばかりである。

2つ目は、日本は2015年のワールドカッププールで、2位のスコットランドにわずか2ポイントの差しかなかった。前大会で日本がスコットランドに敗北したのは、不公平と非難された中3日の試合間隔がなかったことが大きいだろう。それは最後の15分間でスコットランドが3トライ上げたことでわかるはずだ。

3つ目は、スコットランドはアウェイでプレーするのは楽しくないということ。ワールドカップで常に問題になる。ホームのマリーフィールドではイタリアやアルゼンチン相手にワンサイドで勝つが、2018年6月には敵地のアメリカ戦で歴史的な敗北を喫している。ヨーロッパ以外で開催されるワールドカップでは、スコットランドの勝利は9つに留まり、4つの負けと1つのドローを喫している。

4つ目は、日本は、ワールドカップに向けて国全体でラグビーを盛り上げる土壌があるということ。情熱的なホームの観衆によって、各ゲームで少なくともスコアボードに10点を追加するだろう。確かに日本はティア2ではあるが、ホストチームがノックアウトステージを通過できなかったのは過去1度だけである。




翻訳記事は以上です。なお、いずれも日本が突破すると予想する記事でしたが、ブックメーカー系サイトではスコットランドが日本よりも有利とする予想が多かったのです。しかし具体的な根拠が書かれていないものばかりなので紹介はしませんでした。記事内容が「よかった 役に立った」と思われたらブログランキングの投票をしてもらえると励みになります(→リンククリック後サイト表示で投票完了 1日1票反映←)