
中谷正義が6・26ラスベガスでロマチェンコと対戦 ESPN報道#ボクシング https://t.co/zD40AvRvP7
— スポーツナビ (@sportsnavi) April 25, 2021
(※米国のボクシングメディアBOXING SCENEの記事)から一部引用翻訳
ワシル・ロマチェンコ-中谷正義が6月26日ラスベガス バージンホテル開催で最終決定
かつて3階級制覇を成し遂げ、パウンドフォーパウンドにも参戦したロマチェンコは、次の対戦相手として日本の中谷正義との対戦が決定した。この試合は、6月26日にヴァージン・ホテル・ラスベガスからESPNで生中継される。
ウクライナのロマチェンコ(14勝2敗10KO)は、昨年10月にラスベガスのMGMグランド・カンファレンス・センターで行われたWBA/IBF/WBO統一戦で、テオフィモ・ロペス(16勝12KO)に12ラウンド3-0の判定で敗れ、統一ライト級タイトルの保持を終えて以来、初めての試合となる。
ロペス戦の敗北は、ロマチェンコにとって苦い経験となり、その後、右肩を手術で修復した。
中谷(19勝1敗13KO)は、昨年12月にMGMバブルで行われた、プエルトリコのフェリックス・ベルデホを9ラウンドでKOして以来の試合となる。身長5’11½の男は、この試合で2度のダウンを喫し、8ラウンドまでの採点を77-74、78-72、78-72のスコアでリードされていたが、9ラウンドにベルデホを2度ノックダウンし、逆転のノックアウトで勝利を収めた。この試合は、多くのメディアから2020年のベストマッチとして評価された。
この試合は、15ヶ月前のテオフィモ・ロペス戦で12ラウンド判定の激闘の末、キャリア初の敗北を喫した中谷にとって、大きな立ち直りの勝利となった。
この対戦の予想展望などについて、海外ボクシングファンと思われる英語コメントをまとめました。僅差になるか、中谷の番狂わせを予想するコメントも予想以上に寄せられていました。(引用翻訳元 、boxingscene1、twitter1、reddit1、、)

以下、海外の反応
これは素晴らしい戦い。待ち遠しいね。
中谷は、ベルデホ戦でも簡単には諦めないことを証明した。2回ダウンされても適応し、壮大なスタイルでベルデホをストップしたのだ。中谷は良いエンジンを持ち、パニックに陥ることもなく、しっかりとしたパワーがあり、リング上で明確な考えを持っていて、この階級の中では巨大なサイズだ。
中谷には身長とリーチという物理的な縦横のアドバンテージがあるが、ロマには手足の速さというスピードの利点がある。ロマがアングルを使って中谷を引き離し、明確な判定勝ちを得ると見る。しかし、日本のファイターはタフでハートがあり、一発があるから注意が必要だ。
ロマはこんなに背の高い相手にどう対処するのだろうか。
二人の身長差はとんでもない。
体格差は歴然としているが、ロマが中谷を叩きのめすだろう。
ロマの復帰して戦いたいという姿勢と熱意には好感が持てるけど、間に試合を挟むべきだったと思う。中谷はタフで体の大きなライト級の選手で打撃力もある。中谷のスタイルが少しぎこちないという点でロマが有利かもしれないが、逆にロマが足元をすくわれることもあり得る。
ロマにとっては厳しい戦いだ。肩の大手術から復帰して初めての試合で、相手は体格とリーチに恵まれた頑丈で耐久性のある選手だ。ロマがどのような試合運びをするのか、非常に興味深いところだが、テオの時よりも良い試合運びをしてくれることを願っている。
良い対戦だね。中谷はトリッキーで耐久性もとても高い。この試合が終わったら、ロペスと再戦してほしい。
私はロマのことは大好きだし彼は殿堂入りに値するファイターだと思う。しかし、賭けるなら中谷にビール代をつぎ込むつもりだ。ロマはこの階級で戦い続けるのは小さすぎる。絶対にロマが負けるとは言わないが、30歳を超えて戦うたびに、負けてしまう可能性が大きくなっている。中谷は135ポンドの選手としては優秀だ。ロマにとっては簡単な試合ではないだろう。
中谷はベタ足だし頭もあまり動かない。ロマがそのスタイルと対戦すれば素晴らしいものになるだろうね。簡単な仕事!
中谷は危険な「立ち直り型」のファイターだ。たとえロマが試合でリードしていても気を抜かないほうが良い。中谷は決してあきらめない。
ガッツ石松という1970年代に戦った不恰好な日本人がいた。彼はロベルト・デュラン、デ・ヘスス、ブキャナンなどと戦っていたけど、相手にはならなかった。中谷もそのようなタイプに見える。
ロマは中谷と戦って、予想以上に難しい勝利になって恥をかくことになるよ。
中谷は「live dog(ライブドッグ)」だ。
(※補足)「live dog(ライブドッグ)」
実力以上に過小評価されているために、ブックメーカーなどが示すオッズよりも実際の勝率が高い「アンダードッグ(勝ち目の低い」側を「ライブドッグ」と呼ぶ。例えば実際の勝率が20%なのに倍率が10倍になっている「ライブドッグ」であれば、そのライブドッグに賭け続けることで、リスクを上回る報酬が得られる。
(情報元 Urban Dictionary: live dog、ブックメーカー UFC & MMA)
マサヨシについて調べてみた。ペーパー上では期待できそうだが、テオフィモ戦やベルデホ戦のハイライトを見ると、正直なところちょっと気になることが見つかった。ジャブを打つときにガードが動くから、あれでは相手からのまともなジャブの餌食になる。多用する右の多くがテレフォンパンチなのもね。テオフィモ戦後に彼が「ライブドッグ」とわかったときには驚いたが、あのスタイルのままでロマと戦ったら、ロマのタイミングと恐るべきリングIQを持ってすれば、後半で中谷のボディを破壊するでしょう。ロマがこれまで多くのファイター相手にやってきたようにね。
これはロマチェンコにとって大きな試練だ。この対戦は興味深い。
いいね!6月は良い月になるよ。テオの試合が5日、井上(尚弥)が19日、そして今、ロマvs中谷が決まった!
翻訳コメントは以上です。記事内容が「よかった 役に立った」と思われたらブログランキングの投票をしてもらえると励みになります(→リンククリックで投票完了← 1日1票反映)
