5月20日に行われるボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦で、村田諒太と対戦するアッサン・エンダムが、どのような特徴を持った選手なのか、過去の試合を見た海外の詳しいボクシングファンが様々なコメントをしていました。試合展開を予想する際に参考になりそうなコメントを翻訳してまとめたのでご覧ください。
時系列の違うものから引っ張ってきているので判りにくい面もあるかと思いますが、次の2点を念頭において読むとわかりやすいと思います。
・アッサン・エンダムは過去のプロ戦績で2敗しています。どちらも世界戦で、それぞれダウンを6度(対ピーター・クイリン)と4度(対デビッド・レミュー)奪われたもののKO負けは免れています。
・アッサン・エンダムはプロの世界チャンピオンになった経験があるにも関わらず、2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場するためアマチュアボクシングも兼任した珍しい経歴があります。
それでは翻訳コメントをご覧ください。なお、「彼」と書いているのはすべてエンダムのことです。
時系列の違うものから引っ張ってきているので判りにくい面もあるかと思いますが、次の2点を念頭において読むとわかりやすいと思います。
・アッサン・エンダムは過去のプロ戦績で2敗しています。どちらも世界戦で、それぞれダウンを6度(対ピーター・クイリン)と4度(対デビッド・レミュー)奪われたもののKO負けは免れています。
・アッサン・エンダムはプロの世界チャンピオンになった経験があるにも関わらず、2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場するためアマチュアボクシングも兼任した珍しい経歴があります。
それでは翻訳コメントをご覧ください。なお、「彼」と書いているのはすべてエンダムのことです。
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■判定勝ちしたノンタイトル戦(2014年10月アッサン・エンダム対カーティス・スティーブンス)を見たコメント
エンダムは、(モハメド)アリのようなフットワークだ。
エンダムは、危なっかしいバランスと優れた動きを奇妙に混ぜてるね。
エンダムは非常に良いファイターだが、彼は一つの問題を持っている - それは不安定なあごである。
アッサンエンダムはディフェンスを進化させればゴロフキンにも勝てると思う。
彼のことを「グラスジョー(ガラスの顎)」という人がいるけど、この男は決してストップしないでしょう。
エンダムは、ほとんどの試合で顎の弱さにおびえているように思う。アグレッシブさが足らないし、デビッド・レミュー相手に4度ダウンを奪われて負けた時には道化師のようだった。ゴロフキンと戦ったら少なくとも2週間は病院送りになるんじゃないかな。
彼は良い動きとスキルを持っている。キャリアを積めば再び世界チャンピオンになれるだろう。
■2016年リオデジャネイロオリンピックが始まる直前のコメント
エンダムは、アマチュアに戻っても正当なスタイルで戦える希少な一人です。動き回って素早いコンビネーションを打ってポイントを積み重ねます。
おそらくプロとしての彼の最大の欠点は、彼はまだスタイルが少しアマチュアであるということです。
まだ彼の試合はとことん見ていませんが、ディフェンシブに偏り過ぎかと思います。
■4度ダウンして判定負けしたIBF世界ミドル級決定戦を見た反応 2015年6月 アッサンエンダム VS デイビッド・レミュー
→試合映像
エンダムは何でできているのか。顔に爆弾でもついているのか。
ハッサンから素晴らしい勇気をもらった。良い試合だった。
エンダムはどの試合でも驚異的なスタミナだ。回復力はイベンダーホリフィールドの5倍くらいだろう。
■ 1ラウンド開始わずか21秒でKO勝ちした試合を見た反応 2016年12月 アッサンエンダム vs アルフォンソ・ブランコ
→試合映像
何秒でKO? このクソパワーパンチ 何てこった!😨
どこからあんなパワーが出てくるのだろう。クリーンヒット一発だけだったな。
くそー、だちの悪いノックアウトだった。完璧なタイミングと配置。
彼は顎が悪くなければ無敗だっただろう。、
翻訳コメントは以上です。この試合の予想としてはエンダム有利の声も多いのですが、なんとか村田には勝利してほしいものです。
翻訳元boxingscene.com、youtube(1、2、3)
記事カテゴリ : ボクシング
エンダムは、(モハメド)アリのようなフットワークだ。
エンダムは、危なっかしいバランスと優れた動きを奇妙に混ぜてるね。
エンダムは非常に良いファイターだが、彼は一つの問題を持っている - それは不安定なあごである。
↑ 顎のせいだとは断定できないと思うよ。エンダムは、ピーター・クイリン相手に6度ダウンを奪われてるけど、足がふらついたり心が折れたりしなかったよ。
↑ 彼が不安定なあごを持っていると思いますが、彼は速く回復します。私は、(2011年に対戦した)ジョバンニ・ロレンゾが彼をノックダウンし、ほぼリングの外に放り出されそうなことがありました。私は彼が立ち上がっていないだろうと思いましたが、エンダムは何でもないような顔をして戻って回復しました。(※補足、この試合はエンダムの判定勝ちです。)
↑ ハッサンは時々バランスが悪い時があって、その時にパンチを受けるとどこでも倒れてしまう傾向があるので顎のせいではないと思う。まあ、それそれで問題ではあるけど。それでもこの試合ではスティーブンからパンチを受けてもダウンしていなかったので改善されたと思います。
アッサンエンダムはディフェンスを進化させればゴロフキンにも勝てると思う。
彼のことを「グラスジョー(ガラスの顎)」という人がいるけど、この男は決してストップしないでしょう。
エンダムは、ほとんどの試合で顎の弱さにおびえているように思う。アグレッシブさが足らないし、デビッド・レミュー相手に4度ダウンを奪われて負けた時には道化師のようだった。ゴロフキンと戦ったら少なくとも2週間は病院送りになるんじゃないかな。
↑ クイリンも同様に4度ダウンを奪っていたね。(※実際は合計6度のダウン)
↑ うん、それでも彼は起き上がってよく戦っていたよ。ほとんどの選手は何度か倒されたら立ち上がれないよ。(+2 いいね)
↑ 同意
↑ ・レミューとエンダムはたくさん打ち合って耐えた。ミドル級はたくさんパンチをもらえば耐えられない階級だから、「ガラスの顎」ではないと思う。
彼は良い動きとスキルを持っている。キャリアを積めば再び世界チャンピオンになれるだろう。
■2016年リオデジャネイロオリンピックが始まる直前のコメント
エンダムは、アマチュアに戻っても正当なスタイルで戦える希少な一人です。動き回って素早いコンビネーションを打ってポイントを積み重ねます。
おそらくプロとしての彼の最大の欠点は、彼はまだスタイルが少しアマチュアであるということです。
まだ彼の試合はとことん見ていませんが、ディフェンシブに偏り過ぎかと思います。
↑ 彼はあまりにも顎が弱いです、それは彼の最大の問題です。もし彼がしっかりとした顎を持っていれば、彼はクイリンを打ち負しただろうし、確実に世界のタイトルを獲得しただろう、おそらくレミューにも勝っていただろう。私は彼がハードパンチャーと当たらないような幸運でない限り、オリンピック本番でも脱落すると推測しています。(※補足 オリンピック本番では初戦で敗退)
■4度ダウンして判定負けしたIBF世界ミドル級決定戦を見た反応 2015年6月 アッサンエンダム VS デイビッド・レミュー
→試合映像
エンダムは何でできているのか。顔に爆弾でもついているのか。
ハッサンから素晴らしい勇気をもらった。良い試合だった。
エンダムはどの試合でも驚異的なスタミナだ。回復力はイベンダーホリフィールドの5倍くらいだろう。
■ 1ラウンド開始わずか21秒でKO勝ちした試合を見た反応 2016年12月 アッサンエンダム vs アルフォンソ・ブランコ
→試合映像
何秒でKO? このクソパワーパンチ 何てこった!😨
どこからあんなパワーが出てくるのだろう。クリーンヒット一発だけだったな。
くそー、だちの悪いノックアウトだった。完璧なタイミングと配置。
彼は顎が悪くなければ無敗だっただろう。、
翻訳コメントは以上です。この試合の予想としてはエンダム有利の声も多いのですが、なんとか村田には勝利してほしいものです。
翻訳元boxingscene.com、youtube(1、2、3)
