区立小「制服」にアルマーニ 銀座、「負担重い」と苦情 - 共同通信
2018/2/8 23:12
東京・銀座にある中央区立泰明小学校がイタリアの高級ブランド「アルマーニ」がデザインした高額な“制服”を今春から採用することを決め、保護者から「負担が重すぎる」との苦情が寄せられていることが8日、区教育委員会への取材で分かった。他に帽子やバッグなどを含めると一式8万円を超え国会で野党議員が取り上げるなど物議を醸している。
区教委によると同小の制服は着用が義務付けられていない標準服。校長から昨年夏に変更意向を伝えられた。区教委はPTAや地域住民と十分話し合うよう指導したがその後、保護者から「なぜアルマーニなのか」「十分な説明がない」などの苦情が5件あった。
このニュースについて海外ユーザーのコメントを翻訳してまとめたのでご覧ください。概ね上の共同通信の内容がベースになって海外メディアに拡散されました。以下、海外の反応(コメント翻訳元facebook1、facebook2、facebook3、facebook4、facebook5、yahoo.com)
いいデザインですね。この制服が大好きです。でも高すぎます。 ジンバブエ

多分、アルマーニと契約する際に、販売手数料をアルマーニからもらっていたのだろう🤔 シンガポール

私は車にもそこまでお金をかけていないよ。 アメリカ

日本の基準では高くないでしょう。イタリア警察の制服もアルマーニが作ったものだ。

皆さん、日本の学校制服の問題に憤りを感じましょう。私たちにも少しは関係してくることです。
知性的で、礼儀正しく, 健康豊かな国として知られている日本でこんなことが起きるなんて驚きです!
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なぜいけないの? 多くのホテル、航空会社などのスタッフユニフォームがトップレベルのデザイナーによって設計されている。目新しいことではないでしょう😉
↑ ここで問題になっているのは、費用を負担するのは小学生の両親だということ。 シンガポール
↑ お金持ちにとってはありがたいことでしょう。しかし、そうでない人にとっては、急速に成長する子供たちにお金を払う余裕が誰にでもあるわけではありません。

制服は強制的ではないとはいえ、教室内で制服を着ているか着ていないかで問題が起きるでしょう。 イギリス

制服のデザインはきちんとして素敵に見える👌 イギリス

数年経ったらサイズが合わないものに高い金を払う価値があるのだろうか。 フィリピン(日本在住)

私の息子の制服は、ジャケットで65ユーロ、5枚のシャツで70ユーロ、ジャンパーで45ユーロ、靴1足100ユーロ、90ユーロのズボン2着で、合計470ユーロ(約6万2000円)かかる。それでも地元の二流レベルの技術だ。

アルマーニ製で936オーストラリアドルなら妥当じゃないか。私は娘のためにもほぼ同額のお金を払っているけどアルマーニではありません。 オーストラリア

それほど高価とは思えないのだが。 シンガポール

私の出身校ではユニフォームのデザイナーなんていなかった。

私が住んでいる学校はユニフォームデザイナーにウォルマートを採用しています。

おっと、これは今流行の成長産業なんだね!

スポンサーは親のお金!
翻訳コメントは以上です。なお、今回取り上げた海外のソースには、下のツイートのような選択制の特区であることは書かれておらず、ほとんどの海外ユーザーも知らないようです。
泰明小学校の制服がアルマーニで話題になってる件について、地元・勝どき民から言わせてもらうとね。
— 山崎はるか (@harusanda) 2018年2月8日
中央区って小学校が選べるんだよね。特認校っていうんだけど、城東小学校(八重洲口1分)とか泰明小学校は、行きたい人が・応募していくことができる小学校なのよ。
言い過ぎな人は 注意して。
「アルマーニの制服(9万円)の小学校、親の反発必至だろ」と思ったんですが、どうやら選択制の特区らしいので、いわゆる「貧乏人の子どもとウチのスネちゃまを同じお教室でお勉強させたくないザマス」みたいな親御さんがターゲットなんだろうなと納得した。
— 深爪@新刊「深爪流」好評発売中 (@fukazume_taro) 2018年2月9日