ラグビーW杯イングランド大会の日本代表が、優勝候補の南アフリカ相手に「W杯史上最大の番狂わせ」で大金星を挙げたことに対して、南アフリカのスポーツメディアに寄せられた南アフリカ人と思われるコメントをまとめてみました。日本の戦いぶりを賞賛する声もありましたが、やはり落胆する声が多数派でした。試合後、ハイネケ・メイヤーヘッドコーチ(メディアによっては「マイヤー監督」と表記)が南アフリカ謝罪したこともあり、メイヤーHCに対しても想像以上に批判の声が寄せられていました。
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以下、南アフリカ人と思われる英語のコメントを翻訳
「スプリングボクス」はラグビー南アフリカ代表の愛称です。
・メイヤーは「日本に敗れたヘッドコーチ」と記憶され、後世に語り継がれるだろう。
・もう恥ずかしくて日本戦のビデオは見たくない。
・日本は、ものすごい情熱と決断で戦ったわけだから、(スプリングボクスを責めるのではなく)日本を賞賛するべきだろう。しかし、相手に対して決して過小評価してはならないことだけは肝に銘じたほうがいい。
・ものすごく悲しい・・・、しかしスプリングボクスはプールステージで敗退しないようにがんばってほしい
・先月はアルゼンチンに負けた。今回は日本に負けた。メイヤーヘッドコーチとスプリングボクスは2度も国家に恥辱を与えました。メイヤーは謝罪する暇があるなら、もっと良いゲームプランを考えてください。もっといいのはメイヤーが辞任することだけどね。補足、8月8日、当時世界2位の南アフリカ代表が、世界8位のアルゼンチン代表と対戦して敗れました。スコアは25-37で南アフリカにとっては「惨敗」といってもいい内容でした。南アフリカがアルゼンチン戦に負けるのは20回目の対戦で初めて。ランキングが2位から3位に落ちる要因ににも、参考世界ランク2位の南アフリカが開幕3連敗…アルゼンチンに初黒星
・今回の敗戦は全く容認出来ないし非常に恥ずかしい。アルゼンチンに負けて日本に負けている現状で、次戦のサモア戦に大差で勝利できると確信しているのは誰もいないでしょう。サモアだって「南アフリカは調子が落ちているので、番狂わせで負かす絶好のチャンスだ」と狙いすましているでしょう。
・まずは、勝利した日本を称えるべきだろう。「強い牛」を意味するスプリングボクスとプロテアのエンブレムに込められたプライドは消え去ってしまった。
補足、「プロテア」は南アフリカの国花で、「スプリングボクス」と共にラグビー南アフリカ代表のエンブレムになっています。参考→ラグビー南アフリカ共和国代表 - Wikipedia
・我々は準備が不足していた。日本は、私たちをプレーで負かして、知恵でも負かした。より多くの情熱を持ってプレーしていた。そして日本はまたゲームプランを持っていた。しかし我々はスマートにプレイしていなかった。私は自分の予想が外れることを願っていますが、グループステージ内でまた負けてしまうと危惧しています。
・スコットランド戦にも勝って、残りの試合に負けなければメイヤーを許しましょう。
翻訳元 www.facebook.com/sport24coza